ドイツの略称って何? 2文字、3文字、数字、漢字など由来から解説

ビールやソーセージなどで有名なヨーロッパの国、ドイツ。首都はベルリンですよね。
サッカーの中継やオリンピックの試合を見ていると、国旗の近くにアルファベットで2文字や3文字の略称を見ることがあります。
気になったのでその略称を調べてみると、ドイツにはこれらの略称の以外にも、色々な略称が存在しました。
漢字の場合も含めて、わかりやすく解説していきます。

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ドイツの略称

ドイツの略称アルファベット2文字の場合

  • DE(ISO 3166-1)

※ ISOとは国際標準化機構という団体(スイスの非政府組織)が定めた、世界で一般的に使われる基準です。

ドイツの英語は「Germany」ですが、ドイツ語では「Deutschland」と表記します。
”DE”は、「Deutschland」(ドイツを意味するドイツ語)のアルファベット先頭の2文字をとって略されています。

ドイツの略称3文字の場合(アルファベット・数字)

  • DEU(ISO 3166-1)
  • GER(IOC/FIFA)
  • 276(ISO)
  • DEM(ISO 4217)
  • .de(ccTLD)

※IOC=国際オリンピック委員会、FIFA=国際サッカー連盟
※ISO 4217とは通貨コード
※ccTLDとはインターネットのURLの中のトップレベルドメインです(例:https://〇〇〇.de)

”DEU”は「Deutschland」(ドイツを意味するドイツ語)のアルファベット先頭の3文字をとって略されています。

”GER”は「Germany」(ドイツを意味する英語)のアルファベット先頭の3文字をとって略されています。

”DEM”は「Deutsche Mark」(ドイツマルク)の「Deutsche」アルファベット先頭2文字と、「Mark」アルファベット先頭をとって略されています。1999年1月1日にユーロの導入により廃止されました。


ドイツ

ドイツの略称、漢字の場合

  • 独逸

ドイツを漢字で書くと”独逸”となり、独(ド)逸(イツ)という発音からの当て字だそうです。
「独逸」の略語「独」は、「独逸」の頭文字を使用しています。

日本でドイツの漢字が生まれた時代は、江戸幕府が鎖国をしていた時期と考えられます。鎖国下でも交易国と仕手関係を持っていたのがオランダです。
そのため英語の「Germany」から漢字ができたのではなく、オランダ語でドイツを表す「Duitsland」の音が漢字にあてられたとされています。

東ドイツ/ドイツ民主共和国の略称

  • DD(ISO 3166-1)
  • DDR(ISO 3166-1)
  • 278(ISO 3166-1)
  • DDM(ISO 4217)

”DD”は「Deutsche Demokratische Republik」(ドイツ民主共和国を意味するドイツ語)の大文字のアルファベット2つをとって、”DDR”は3つをとって略されています。

”DDM”は「Mark der DDR」(東ドイツマルクを意味するドイツ語)のアルファベットをとって略されています。

ドイツ民主共和国(東ドイツ)は1990年10月3日に、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)に領土を編入される形で消滅しました。

ドイツの略称まとめ

こうしてドイツの略称を調べてみると、様々な種類があることがわかりました。
カントリーコードがドイツ語が元の「DEU」なのに対して、サッカーやオリンピックなどでは英語が元の「GER」と異なるのが不思議ですね。

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